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2009年9月30日 (水)

村岡ダブルフルウルトラランニング参戦記【100km】(4)

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脚はもう限界。下りだから走れる程度だ。それでも無理して何とか沿道の地元の方に手を上げる。

あと1kmを通過。99%は終わったと思うと少し笑みが出てくる。

スタートの村岡高校を右手に見ながら,誘導のまま小学校へ向かう。

誘導のスタッフ,ランナーの帰りを待つ家族の人が,拍手をしながら迎えてくれる。音楽も大きくなった。

『おかえりなさい!』何人もこの言葉で迎えてくれる。

グラウンドに入ると,ゴールのゲートが見えた。その時こんなアナウンスが聞こえた。

『100km,6位の選手が・・・』

ホントか?!俺入賞???
自分を指さしながら,笑顔でゴール!

終わった・・・こんなに苦しい思い,今までしたことなかった。
こんなに応援してもらったことも,今までなかった。

9時間48分56秒の旅がやっと終わった。


少しチップ外しコーナーで休み,ガタガタで痛む身体で何とか歩き,豚汁とおにぎりをもらう。
後ろから,次の順位の若いランナーが声をかけてくれる。話し込んでみると,同じ岡山からの参加者だった。
いつもは龍ノ口や金甲山で練習し,富士山に毎年出ているとのこと。あまり見ない青の同じNBのウェアで走っていたので印象に残ったランナーだった。こんな出逢いもあるんだな。

しばし二人で話し込み,速報を見ようと掲示板に行って,大ショック!

『7位』

アナウンスの人の間違いだったんですね・・・。がっくりデス・・・。(もしかしたら6位は但馬牛セットだったりして・・・)妄想が駆けめぐった。

更衣室で1時間ほど寝る。マラソンで終了後寝たのは初めての事だった。

さて,起きてSK氏の到着を待ちながら,豚汁や但馬牛の焼き肉を頬張る。うまいい!!!

正直,この時は自分の走ったコース内容からしても,初ウルトラ,しかも88kmに出たSK氏(58才)が完走するとは思えなかった・・・。

なのに・・・少し暗くなり始めて制限時間にかなり迫った頃,何とSK氏の名前が呼ばれたのだ!

ゴールに駆け寄って氏に声をかける。

『遅くなってすまんな,待たせたな。』
こんなに疲れているのに,帰りのことを気にするなんてSK氏らしいな。

汗まみれで,嬉しさを抑え気味に少しニヤリとしながら話す氏と,堅い握手を交わす。
氏もきっと嬉しかったに違いない。

『完走おめでとうございます!』

少し涙が出てきた。

SK氏は僕を本格的にランニングに誘ってくれた心の師匠。その師匠とこのきつい大会で一緒に完走出来たことがとても嬉しかった。


暗くなった会場を,荷物を持って後にしようとすると,方々から『お疲れ様』『また来て』の声がかかる。
これほど「また来て」と言われた大会も経験がない。

その後ハチ北温泉で疲れを癒し,興奮したまま暗闇の村岡を後にした。


朝から夜まで元気をくれた村岡の皆さん,スタッフの皆さん,最高の運営ででしたよ!
声を交わしたランナーの皆さん,元気をありがとう。
蘇武岳登り前で飴をくれたちびっ子,ありがとう。お陰で登り切れたよ!

25km近辺で,貝のお守り(根付け?)を下さったおばちゃん,ありがとう。
話には聞いていたので,渡すために近寄って来て下さったとき,嬉しくて『楽しみにしてたんよ~!』って叫んでました。
亡くなったお母さんの想いは僕らに伝わってますよ!

地域としては心配なことはたくさんあるそうですが,みなさん胸を張って自慢して下さい。

『日本屈指の感動が味わえる大会,そして町』だってね。


やっぱり,僕も『また』かなぁ・・・(笑)

(終わり)

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