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2009年9月29日 (火)

村岡ダブルフルウルトラランニング参戦記【100km】(2)

ペンライトで道を照らしながら村岡高校を出る。朝5時なのに沿道でたくさんの人が応援してくれる。中には寝間着のおばあちゃんやおじちゃんがいる。田んぼの中を通る道もあるが,なんとバイク軍団が配置されていて,道を照らしてくれている。さらに所々で乾電池ランタンや懐中電灯が道を照らしてくれている。すごい!商店街もたくさんの人が沿道で応援してくれる。頑張って,ではなく「いってらっしゃい」なんですね。僕も手を振って答えながら出て行く。

ゆるやかに最初の坂を登っていくと18km位で88kmとは別のコースになる。毎年何回も行くハチ北ゲレンデPの横を通り抜けて20kmから坂を下り始める。この辺りで同じようなペースだった方がいる。後で考えるとこの人が入賞常連の橋本さんという方だったようだ。後で考えると,抑えたつもりでも前半のペースは僕には速すぎたということだ。ガーミンのペース表示を見ながら,下りでもキロ5分位をキープする。とにかく「抑えて」がテーマだった。宿のあるハチ北旅館街を下っていくと,44kmに出場する人がたくさん宿から出てきて会場に向かう前に応援してくれる。『かどや』も含めて,各宿の従業員の方も表に出て応援して下さる。ほんとうに応援の多い大会だ。出来る限り挨拶をしながら旅館街を下る。

30km。R9を交差する。車を止めて誘導してくれている。100kmはここから登りで猿尾滝へ向かう。田んぼの中をどんどん登っていくと39kmで猿尾滝。名物「そうめん流し」はどこだ???カップにそつゆ味付きのそうめんが・・・これか? 分からないまま1杯もらったあと,人間大のお猿さんとハイタッチで元気をもらって登りを続ける。後で聞いたらここが有名な「流しそうめん」エイドだったらしいのだが・・・。

まだ脚は大丈夫だ。40kmで折り返して下る。行きかうランナーとお互い声を掛け合いながら,もう一度お猿さんにハイタッチしてもらって元気を出す。ここのエードは賑やかだったな。

今回走る前に決めていた事が2つある。1つは『坂道を決して歩かない』,もう一つは『もらった元気だけ誰かに返す』だ。僕だってもう何年も走っているランナーの一人。数年前走り始めた頃にはしんどかった坂道だって今は走って登れる。その頃の自分に声をかけるつもりで,疲れて元気が出なくなった人に声をかけて少しでも励まし,自分も鼓舞して元気になろうと心に決めていた。いつまでもタイムばかり気にする『ひとりトレーニング』のランナーではいけないかな,と。

行きかう100kmランナーも苦痛顔の人もいれば笑顔で手を振り替えしてくれる人もいる。戦友みたいな気分だ。100kmランナーの顔がお互いに見えたのはここまでだった。沿道の人が言うには12~3位らしい・・・いかん,速すぎる。最後に撃沈してしまう!

88kmランナーと再度合流すると,田んぼの中の道路に集落の人がいっぱい応援してくれる。小さな子供が僕を見つけて飴を持って走って来てくれる。「ありがとう!元気出るよ!」

44km辺りからの名物蘇武岳登りへと向かう。標高260位から1040まで駆け上る。夏に実家の那岐山や友人ダンディーS氏と走った蒜山程度の標高の山を,登山道ではなく舗装路で登るのだが,さてどこまで対応できるだろうか?距離も長い。前半の勝負所だ。

坂はきついが道はカーブしていて急激な上昇ではない。エードも適所にあるのでゆっくりと脚を進める。エイドは休憩しすぎないようにした。エイドが見えるとペースを落としてジョグし,補給はするが屈伸程度で再スタート。

『歩かない』・・・・場所によってはワンステップ30cm程度だったかもしれないが,88kmランナーを一人一人かわしながら登る。呼吸も変えた。心拍数を気にして心臓に負担を掛けすぎないように深呼吸しながら大きな息でテンポは変えずに。けっこう大きな音で呼吸して走ったので,いろんな方の印象には残ったかもしれないな。

この「歩かない」のは今回最後まで続けられたのだが,とてもたくさんのランナーに声をかけてもらえた理由の一つだっただろう。『すごい!』『100km頑張って!』『なんで走れるん?』声がかかるたび,僕も『ありがとう!まだまだ頑張りましょう!』と返す。中には数十メートルでもついて来る人もいる!(44kmランナーに多かった)

途中,但馬牛(美味しそうに見える・・・)の放牧を眺めながら,周囲の壮大な山並みを堪能する。素晴らしい景色だ! いや,気分転換にあえて堪能しようとしたのかもしれない。名物の応援看板はに気がついたのは,13か14エードを出て少し行きすぎてからだ。30m程戻って携帯で写真を撮った。『初村岡,楽しまにゃ~損!』まあ,「苦しみ」っていう楽しみ方もあるかな。雪の村岡はよく楽しむんだけどね・・・。

15エードを越えて最高地点近辺になると,壮大な景色が眼下に広がる。写真を撮る心の余裕はなかったが,少しコースを横にそれて景色に感動しながら最高地点の52km近辺へ向かう。この周辺の景色はすごい。『ここまで自分の脚で上がって来たんだ!』と少し感激する。下りが始まるとひと安心。もう半分来たぞ!少し秋の気配の山道(一部砂利道)を,ガーミンでペースをコントロールして下る。ここらで2人100kmランナーを抜く。決して飛ばした訳ではないので,僕の方が余裕があったのか? 88kmランナーに追いついてはしばらく併走して抜く,の繰り返しを続ける。

脚は痛みも少なく,まだいけそうだ。しかし相棒のガミ子の寿命(電源)が尽きつつあった・・・。

65km辺りで44km参加のランナーと合流する。暑い。30度近くあるのではないか。そして今までとうって変わってコースが急に賑やかになる。登りは歩く人が多いので,大勢の人が「100km!」と声を掛けてくれる。僕も手を振って「頑張りましょ~!」と返す。綺麗なおねえさんも多いのでこちらも元気が出る。よっぽど『ム●シ』や『アミノ●●タル』よりは効果があるぞ。人間「見られている」ということは大切なんだね。

中には走りながら若いお姉さんとお友達になろうとしているオジ(イ)サマもおられて感心する。そういう手もあるか!自己紹介しながら楽しそう。

細い下りでどんどんランナーを抜いて,73km大休止の射添会館にやってきた。

何だ!このエードは!

(3へ続く)

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