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2009年9月29日 (火)

村岡ダブルフルウルトラランニング参戦記【100km】(3)

Muraoka

ひ,人が多い!!

73kmの射添会館エードは激しく44+88kmランナーと応援の家族や知人が集い,ドリンクブースは難民キャンプのようだ。あまりゆっくり出来ないので,申し訳ないがささっと割り込ませてもらい,寿司とそうめんを食べる。このエードには念のため長袖シャツを送っていたのだが,この暑さでは必要ない。シューズも換えを入れていたが,今回の選択(ミズノのウェーブエアロ7)は軽量+クッションで大正解だった。LSD用でなくてよかった。屈伸していると,男性スタッフが荷物をわざわざ持ってきてくれた。ここらの対応がすごいと思う!配慮が行き届いているというか・・・。アミノバイタルを取り出すだけで後はゴールに送ってもらう。

44kmランナーと併走し始めてから和佐父峠越えでかなり脚にダメージがきた。屈伸をしっかりして再度スタート!さあ,あと4分の1,先は見えてきたぞ。 ここでもスタッフだけではなく,家族や知人の応援に来ている人も声をかけてくれる。「100kmさん頑張って!」 ガッツポーズを見せて頑張る。ここまでだいたいキロ5:30~45ペースであったが,気がつくとこの近辺でガミ子の寿命が尽きたらしい・・・。ここからは自分が頼りだ。帰って記録を見ると77kmの寿命であった。

ありがとう,ガミ子!

さて少し進むと75km辺りで大仏の長楽寺。すごいのは大仏殿の中をぐるりと拝観して,出口でおはぎの接待があること。ところが残念ながら,もうこのあたりで暑さが胃にきたらしく,食べ物が入らなくなりつつあった。おばちゃんに勧めてもらったが,麦茶を頂くだけにして大仏殿を出る。涼しかった~!

ここから丸味エードを通過してあけぼの山荘までがきつかった・・・。気温も高いので心臓が悲鳴を上げ始める。ふと見ると,先に僕と全く同じNBのシャツ(珍しいのでよくわかる)を着た100kmランナーが歩いている。ペースは変えずに大きく深呼吸をしながら,静かに抜かせてもらう。この人は結局僕の次にゴールして声をかけてくれたのだが,同じ岡山の人だった。き,キツイ・・・・。止まりはしないが,ペースを上げる余裕はもうどこにもない。脳味噌は完全に『完走』を指示してくる。

81km,カレーの出るあけぼの山荘。おばちゃん達がカレーを勧めてくれるが,残念だがもう胃が受け付けない・・・。素麺とコーラ,バナナをもらって,かぶり水で気合いを入れる。エアサロンパスの誘惑に打ち勝って出発。残念だ・・・カレー・・・カレー・・・くそおおおおおおお!カレー!!!!大好きなのに。

ここから88kmの長坂までは下り。嬉しい!道も平坦になってきて,民家も増えてきた。もしかしてゴールまでこのまま?やった~!完走だ!!・・・・・・・・と思ったのが馬鹿だった。(地図を見ておかないのが悪いんだが)

25エードの小北保育所で,「頑張ってね,あと一つ山越えよ!」と言われて愕然とする。『はぁ~?!もう一つ?』少し泣きそうになったが,好物のコーラをお代わりして渋々出発。ここからは44kmランナーに引っ張ってもらって走る。もう意識的に抜き去る元気はなかったが,結局は僕の方がイーブンペースなので追い越して行くことになる。いつしかまた一人旅。

ここから最終エードの一二峠までの4kmは地獄を見た・・・。もう少しでこのとんでもない長旅が終わると分かっていても,本当に涙が出そうになった。脳も半分麻痺しているのか,大会関係者には申し訳ないが応援用の個人看板の文言にいちいち腹を立てながら走っていた。苦しい・・・この辺りで頭に浮かんだのが我が娘の顔。出発前『おとうさん,前みたいに賞でプリンもらえたらいいね』と言ってくれた。「元気くれ~」「こら心臓,もう少し辛抱しろ。止まるなよ」一人でつぶやきながら登る。歩くランナーを数名抜くが,ここらは山中で応援もなくほとんど一人旅。

そこで目に入ってくる『トイレまで500m』の看板!! 95kmぼ最後のエードだ!
力を振り絞って坂を登る,登る。やった,テントが見えた!

「岡山から来たん?この時間にここ走るのは速いほうよ。」
「本当にこの山で最後ですよね・・・・?」
「最後よ~。見てごらん,あの山(蘇武岳)の色が違うところ(林道)をず~っと走ってきたんよ。よう頑張ったね。」

見ると本当に自分が通った山が遠くに見える。我ながらよく来たモンだと感心する。

もう食べ物はのどを通らない。コーラを流し込んで出発する。

『また来年も・・・』おばちゃんの声に,この時には答えられなかった。

「ごちそうさま!」手を振って最後の下りを開始。脚は悲鳴を上げている。クッションも全く効かない。ガクガクをただ下るだけだった。苦痛に歯を食いしばりながら,下る。あと4km。

いつものことだが,フルマラソンでも最後の1kmごとが長く感じる。最後は前にいる88kmランナーに追いついていく。足音は『ペタペタ』になってる。

最初暗闇を登ったコースをどんどん戻る。町が見えてきた。もう少しだ! ゴール会場の音楽や放送が聞こえてきた。

(その4へ続く)


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