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2010年7月18日 (日)

師 ひとり旅立つ

以前仕事場で同僚として働き,ある意味「歳を重ねたらこんなになりたいな」と思っていた先輩(既に定年退職だったが)が,闘病のすえ亡くなった。

若かった僕を前に出しどんどん経験させてくれた。全く出しゃばることなく,でもピンチになるとさらりと手をさしのべて助けてくれた。自分の決定に自信が無いときには,「まずは思うようにやってみろ」と背中を押してくれた。待つことの大切さも教えてくれた。

酒が大好きで,よく飲みにも連れて行ってもらった。いろんな酒場に顔が利く,有名人だった。カラオケの最後にいつも笑顔で何故か「カムサハムニダ」を言うのが可笑しかった。

いくつも同じ部署を担当して,一緒に出張にも行って,頑張る若衆に一喜一憂しましたよね。

「流石」という言葉が好きで,酔うといつも「流石だと思う奴は,流れに逆らわず,川の石のように,無理せず丸く生きている」が口癖だった。仕事と家族,自分のしたいことのバランスを考え始めたのも,あなたの影響が大きいかもしれないですよ。

一度心臓を患ってからは,酒も減らして,一回死にかけたのだからとかなり健康に気をつけてましたね。今の僕みたいにきな粉やすりゴマ食べていたなぁ。

退職後は県のとあるスポーツ団体のお世話をしておられたのだが,脳を患って長らく入院,そのまま帰らぬ人となってしまった。一度お見舞いに行ったのだが,まだ人を認識できる状態ではなく会えなかった。元々スポーツ選手で,元気で明るい方だったので,自分の身体も言葉も思うようにならないのがさぞかし辛かったろう。奥さんの話は分かっていて,反応もしていたらしい。周囲の事は理解できていて,全く表現出来ないって一体どんな感覚なんだろう。

今日,たまたま奥様に電話して,5月になくなられたことを知り,どこか心の片隅で覚悟はしていたが,一瞬言葉に詰まってしまった。

たぶん,僕の思いほどあなたは僕のことを意識はしていなかったかもしれない。勝手に慕っていただけなのだが・・・。

でも,僕にとってはある意味,人生の『モデル』でもあったのです。

先輩,ゆっくりお休みください。

合掌。


僕も60歳の時,あなたみたいになれますかね。

身を任せて生きる,ってのは少し会得しましたよ。お陰で少し楽に生きられるようになりました。

もう一回,一緒にスナックに行って,好きな陸上の話をしながら,カラオケ歌いたかったです。

あの世でも酒と歌,楽しんでるかなぁ?

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コメント

ほんとにねぇ・・・真っ赤な顔して飲んで歌っているかも。

きっと 色んな束縛から解放され、 お酒に歌に思う存分楽しんでいますよ!

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