フォト
サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想

ご意見・ご感想

無料ブログはココログ

« 救急にお世話になるとこんなになります | トップページ | Garmin Forerunner 910XT »

2012年1月10日 (火)

江戸の卵は1個400円!

9784334036171


高校時代から『江戸時代』には興味がある。

元々は藤沢周平の小説から興味を持った江戸時代なのだが,その興味は次第にその【システム】や【機能】に移行していき,最近は『江戸』という地域自体に関心が移っている。

今回はそのなかでも「貨幣経済」に関する本を読んでみた。

『江戸の卵は1個400円! モノの値段で知る江戸の暮らし』

光文社新書
丸田勲 著
光文社

水戸黄門も放送終了したりして,時代劇も放送が少なくなったが,まだまだあの時代に『なんとなくノスタルジア』を感じる人も多いだろう。

時代劇に登場する,歴史的によく名を知られた人物が実際には(史実としては)どういった人だったのかを知るのは面白い。NHKの大河ドラマだって,結構な脚色が入っているので単純に娯楽ドラマとして楽しみ,あまり「歴史と違う」とか「本当は平清盛は・・・」なんて薀蓄は述べないほうがいい。

実際の江戸時代生活に関しては,書物で知るのもいいが,東京に出かける機会があれば僕はここをお勧めしたい。

江戸東京博物館

映画村なんかは撮影用に作りこまれた部分があるので,実際に江戸という街がどういう構造であったのか,庶民生活のレベルでイメージが出来るので手っ取り早い。

江戸が今よりもかなり発達したリサイクル完結社会で,公共インフラも整い,長屋に代表される住みやすさがあり,福祉面からも優れた,安定したエリアだった。


その中で生活する人間が生活が,今の貨幣価値に直してみるとどうなのか。

一両って今の価値でいくらか。(銀●●枚=一両とかではなかった,というのも初めて知った。)

庶民や大岡越前の給与,大奥にかかるコストや上臈御年寄(大奥まとめ役)の給料。

芝居観覧のチケット代金,風俗通いの費用やシステム(ピンからキリまである)。

飛脚の代金や,当時の公認大行楽であった「お伊勢参り」の費用。(今なら旅行代金にあたる)

日常生活の食品や衣類の価格。(江戸寿司一皿いくら?)

一攫千金を狙う宝くじ(富くじ)のシステム。

武士の弱体化の要因となった,彼らの給料や借金。

今の東京生活がどうかは,暮らしていない僕には分からない。

でも江戸の住人は,経済的にはけっこう幸福だったんだろうな,とこの本を読むと思える。

身の丈の生活をしていたのですね。

« 救急にお世話になるとこんなになります | トップページ | Garmin Forerunner 910XT »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1194379/43688827

この記事へのトラックバック一覧です: 江戸の卵は1個400円!:

« 救急にお世話になるとこんなになります | トップページ | Garmin Forerunner 910XT »