フォト
サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想

ご意見・ご感想

無料ブログはココログ

« Britannica Goes All-Out Digital | トップページ | 給料もらって走る方も辛い罠 »

2012年3月16日 (金)

2011/12 FIS World Cup最終戦シュラドミング ~選手の引き際~

120315_05

by 田草川 嘉雄
http://www.alpineski.info

さて,選ばれし者のみが参戦できる最終戦は再度シュラドミングで開催。日本人は得意なコースで,今年は湯浅選手が5位に入っている。

元々日本人が得意なコースなので,過去にも日本人がよく入賞していたはず。相性がいいので,湯浅選手にぜひ上位入賞を果たしてほしいものだ。

BSでJ-Sportsが視聴出来る方は

03月18日 (日) 16:50 - 21:30
男子アルペンスキー FIS W杯 11/12 スラローム
シュラドミング/オーストリア

をご覧下さい。


アルペンスキーで心配なことがある。

「彼の後」に続く選手が見えてこないこと。

スラロームでいうと,佐々木明が今シーズンは転戦中だが,見るからに絶不調。本人には申し訳ないが,プロ選手としてみると来季企業がサポートしたくなる成績ではない。上村愛子の旦那,皆川賢太郎はアジアなどでポイントが取得できる大会には出ているが,今季はW-Cupは参戦していない。

オリンピックの視線で考えると,2年後に世界レベルで頑張れる選手は誰になるんだろう,って思う。

競技人口のパイが違うので単純比較は出来ないが,若手育成がうまく機能している国はやはり今の時期,ベテランと若手が競い合って,新旧入れ替わりが見える。

選手層も含めて日本のアルペンスキーがこのまま,よくある『ジリ貧斜陽スポーツ』になるのは寂しいなぁ。

道具が必要なスポーツなので,やっぱり景気が大きく作用するんでしょうな。道具が必要で移動が必要で金がかかるスポーツは流行らない時代です。あれだけ若者ターゲットに盛り上がろうとしたスノーボード業界だって儲かってないんだから。

話は変わるが,僕は『引退するスポーツ選手』が好きだ。というより,引き際に興味がある。

今年アルペンでは,大ベテラン,スイスのディディエ・キューシュ(37歳)が引退する。

Google画像検索結果


最終ダウンヒルは17位に終ったが,今季引退表明してから優勝しちゃったりする,『ミスター・ダウンヒラー』だ。

今季,ウェンゲンからキッツビュールに移動するときに決心したそうだが,自分の中で何が基準だったのだろう。はたから見ると,まだまだ問題なく世界レベルで戦える選手なのだが,きっと自分の思うレベル・内容で競技ができなくなったのだろう。若い後輩に負けたのも引き金だろう。引き際の美しい選手って,ファンを大切にする人が多いですよね。キューシュもそう。画面ではいつも明るく,元気に笑顔でパフォーマンス。春からどんな人生を歩むのでしょうね。


やはり,アマチュア市民レベルと違い,プロ選手は絶好調あるいは少し下り坂の状態での引退ってのがいちばん印象に残って美しい。トップ選手が好成績だったり,生涯最高の戦績を残せるピークってのは何回も来ない。もう一度その栄光をと長年頑張る選手を見て,元気が出る人ばかりではない。確かに復活して感動させてくれる選手もいるけれど,見なきゃよかった・・・・って残念な気持ちになることもある。

スポーツだけではなく,芸術関連も同じなんですよね,歌手とか作家も同じ。昔大活躍した好きなアーティストの晩年活動を見て,ショックな人と,おお,頑張ってるな~俺も頑張るか,って思える人といる。

きっと,皆さん同じ『表現者』だからだと思う。

それぞれの分野で何かを伝えたくて,目立ちたくて見て欲しくて,金もイイ男も女も欲しくて,孤独が好きで騒がれるのも好きで。その表現方法がそれぞれ違う。その一線で活躍するプロがその場所を去る瞬間に興味があって僕は惹きつけられるのだろう。

« Britannica Goes All-Out Digital | トップページ | 給料もらって走る方も辛い罠 »

ウインタースポーツ」カテゴリの記事

コメント

自己レス。

キューシュはず~っと誰かに似てるなと思っていた。

さっき気がついた。

そう,友人「まさちゃん」だ。

きっと,まさちゃんは前世スイス人に違いない。(笑)

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1194379/44511950

この記事へのトラックバック一覧です: 2011/12 FIS World Cup最終戦シュラドミング ~選手の引き際~:

« Britannica Goes All-Out Digital | トップページ | 給料もらって走る方も辛い罠 »