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2012年5月 4日 (金)

『特命全権大使米欧回覧実記1』(慶應義塾大学出版会:久米邦武)

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ちょっと特殊な本です。


http://www.amazon.co.jp/%E7%89%B9%E5%91%BD%E5%85%A8%E6%A8%A9%E5%A4%A7%E4%BD%BF%E7%B1%B3%E6%AC%A7%E5%9B%9E%E8%A6%A7%E5%AE%9F%E8%A8%98-%E6%99%AE%E5%8F%8A%E7%89%88-%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E7%B7%A8%E2%80%95%E7%8F%BE%E4%BB%A3%E8%AA%9E%E8%A8%B3-1871-1873-%E4%B9%85%E7%B1%B3/dp/4766414861

単純に言うと、岩倉具視率いる使節団が1871年から2年ほどかけてアメリカ・イギリス・ヨーロッパを見聞した時の記録です。

メンバーは他に、木戸孝允・大久保利通・伊藤博文など、維新当時の超エリート層。

さぞかし一生懸命、これからの日本のために全てを吸収しようと頑張ったんだろうなと思える旅です。

単純に、明治初期の日本人がこんな壮大な旅をしたのだと驚き、写真こそないですが、挿入の銅版画を見ながら、どんな風景を心に刻んだんだろうかと想いをはせたらいいと思う。

当時はデジカメなんかなかったんだから、心に刻むのが一番だったはず。

記録を残した久米氏の書き間違いがあったり、けっこう偏見もあったりするのですが、当時の先端知識人がどう諸外国を捉えていたかがわかるという側面もあります。

今回僕が買ったのは普及版、アメリカ編。ちょっと価格が高いので、中古を・・・・と思いたくなりますが、以前のは現代語版ではなく読みにくそうでしたので、こちらを新品で購入。

140年前のアメリカを読み解いていると、経済も技術も人権思想も、当時の日本との差は歴然。そりゃあ、戦争に負けるわけだと思えてきます・・・・。

140年前の世界を旅した日本人(上層階級)の記録だと思って読めばいいです。けっこう面白いです。

それにしても、今の官僚軍団がどれほど諸外国を見て回っているんだろう。

学生時代にどれだけ留学しているだろう。


気になっていたことの一つに、日本人に対する差別があるのですが、記録からは思いのほか黄色人種への差別は感じられません。けっこう歓待されたようですが、本当はどうだったのでしょうね。チョンマゲ着物着て旅したわけではないですからね。


総勢107名。

それにしても総費用はいくらの旅だったのだろう。

1ドル360円レベルの話ではないですよ、すべて船だし。


もう一冊イギリス編購入。こっちのほうが実は読みたかったやつだが、最近時代を遡った本が多いのでちょっと取置き。

Iwa


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