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2014年10月25日 (土)

【実録】2014氷ノ山山系トレイルレース(約76km)④

肥前畑までの下りはすごかった・・・・・

この辺りになると,年齢を問わず,抜きつぬかれつの微妙なバトルが100位台でも繰り広げられているのだ。

特に前日雨が降ったわけでもないが,コースは単なる泥濘地。とてもじゃないが「ランニングコース」ではない。

100番前後の西もも@でも怖くなるくらいなので,その後通過した方々は笑うしかない状態だったのではないかと思う。

収穫を終えた水田が斜めにへばりついていると思ってください。

所々に虎ロープやツルがありますが,単なるアドベンチャーコースです。昨年は登りましたが今年は下りなので怖い怖い。よっぽど登りの方が快適です。

西もも@を抜いていった同世代の男性も,「先に行ってください」という始末。僕も「明日の仕事があるので・・・・」と言いながら先行です。

少し前を走る若い方々にも追いつくくらいの渋滞状態です。

でも,ここは,氷ノ山トレイルの醍醐味なのかもしれないですね。実に楽しい。

西もも@も「大丈夫ですかっ!」と声をけけてもらうくらい転びまして,笑って誤魔化しました。(西もも@はあまり転倒しない人です)

地元の方がこのレースの為に開いてくれたと聞きましたが,自然保護とか言い出すと話にならないコースです。

富士山あたりだと大問題になるのかな。西もも@は逆に一体感があって気に入りましたが,トレランに慣れないランナーは滑落して怪我するでしょう。

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37km肥前畑ASを超えるとロードです。

もうこの辺になると,補給ミスが響いて抜く状態にはありませんが,それでも走っていると追いついてしまう状態。

やっぱり普段からロードを走っているとこういいう部分は楽ですが,上りはほとんど歩きます。

青下の公民館の関門では何人も休憩をしています。西もも@はエイドではあまり休みませんので,水分やお菓子を少しと必要なものを補給したら,体が冷えないうちにスタート。

ここから上山高原ASまでは延々上り。昨年は快適に下りましたが今年は4kmほど直登。数名のちょっとした集団という感じでゆっくり歩きますが,後半は元気が出てきて緩やかな登りを3人ほどで走り出す。時々「お先にどうぞ」と言われるが,お互い様でして,そんなに先行するわけでもない。西もも@も何人か道を譲ってもらいました。(下りは譲るのにね)やっぱり僕は登りへの耐性があるみたいです。

ススキ野原の上山高原ASでは,しっかりコーラを頂く。ジェルもひとつ頂けるので補給して短いロードを登り始めるが,さっきまで一緒だった人が後ろにいない。

やっぱりロードの登りは得意らしい。最初は皆さん同じペースですが,最終的にはイーブンペースのランナーが元気です。前半は完全歩きだけれど,後半の上山高原近辺になると意外に登りでも走れたりする。

東因幡林道の入口までのトレイルは,下るけど長い。西もも@爆弾の左膝はついに悲鳴を上げました。

脚が上がらないので地面を擦るため,切り株や段差に引っかかって,つま先を打ち付けること数十回。

毎回爪をやられたかな,と思いながら痛みを我慢して下り続けます。岡山の方は分かるかもしれないですが,倉敷北部の連山トレイル縦走コースに似ています。

何だかんだで10km近くあるので,途中で

「おいおい,まだあるのかよ!」

とか

「長い!」

とか

「痛えなぁ」

とか声に出るひとりごと。

第三関門の東因幡林道ゲート(53km)に着いた時にはホッとしました。

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昨年は最後の林道部分快走でした。

今年はオカシイ。

そう,ハンガーノックです。

ジェルのみでの補給が失敗して,飲んでも食べても,平地さえこの時点で脚が動かないのです。

西もも@ロードが得意なので普通なら走るのですが,登りは全て歩き状態,平地でも歩きが入り始めます。

何もなければこのまま最後まで歩いたかもしません。

その時,肥前畑あたりから数回絡んだ同世代ランナーが横から。

全く無言で下を向いてます。

自分が何を考えたのかはわかりません。でもこの時,「この人と走ろう」と思ったのです。

いつもは嫌がる,後ろにつくランナーになってました。

その男性も疲れているのはわかります。道に落ちている枝や岩に足を引っ掛けて時々転びそうになりながらも進んでいます。

足元しか見えてないのです。

どう見ても意識上は僕のほうが判断力は働いている。でも,僕には歩みを進める力はあまり残っていない。

5kmほどついて行きましたが,とある平地で僕は諦めました。

「走る」ということができなくなる状態になってしまい,誰にもついていけない。

フルマラソンでは徳島以来の久々の屈辱状態ですが,でも,あまりに疲労しきっていて,その気持さえ湧いてきません。

よろめいても進むその男性の背中を歩きながら見つめました。

調子こいてる自分なんてこんなもんなんだ,たったの70kmくらいで。

この時点で,「完走したらいいんだ,この大会は」と思った自分が今では情けない。


制限時間はなんとかなるかもしれないけれど,このまま暗闇を歩くのかなぁ。


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