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2014年12月13日 (土)

砂丘を走る/歩く集い(2014.11.30)②

Dsc_0804

超繁忙期+超体調不良のためちょっと遅くなりましたが,当日の様子などを綴ります。

(直接ランニングとは関連性が薄いです。長文注意)

「自己紹介」という名目の,貴重な「参加者自分語り」の時間はとても興味深かった。

それぞれの人が自分と山西先生・ランニングとの繋がりを,今と昔を交えて語る。

今はもう走っていはいなけれど,あえて自分の体を動かし続けることに意義を感じ続けている方々の語りは,性別・年齢を越えて重みがある。

走りはしないけれど,ほぼ毎日,人間でいうと70歳程度の老犬を連れて砂丘を歩く,という男性もおられる。

死期を覚悟しながら,自分が100歳まで生きるためにこれから何をしたらいいのか追求している女性もいる。

年齢の異なる方のいろんな意見を聞いたり,接したりしたいからと参加する大学生もいる。(あとで西もも@と繋がりがある岡山県人と分かるのだが)

もちろん,宴会のカニ料理を目当てに来られたような方もいる。(ニヤリ)

バックグラウンドは全員違うけれど,今日は鳥取砂丘を触媒にして少しでも化学変化を起こそうとやってきたのだろう。

西もも@もそのひとり。砂浜を走ることへの興味もあるけれど,ひとりではなく複数のランナーと走ると何かが見えるかな,と。

さて,自分はどうなんだろうと考えてみる。

気持ちだけは皆さんの域に入り込みつつある。でも,まだまだ若さを糧にして数字と競ってみたい自分もいる。この日は体調も脚の調子もよくないので前向きな想いが前面に出ない。

自己紹介が終わると,少し山西先生のお話。でも,あっさりと終わって実践編へ。参加者全員が服を脱ぎ,靴下を脱ぎ,建物の外にでる。

歩く人,走る人のグループ分けだけ確認して談笑しながら砂丘へ向かう。天気予報は午後から良くないが,この日は朝からほぼ晴天。走ると暑くなりそうなので,短パン+Tシャツである。

道路と砂丘の境目は松の落葉や小石がチクチク足裏に刺激を与える。

松の木の根元に皆の靴と荷物を集め,円形になって山西先生指導の体操。マラニックに参加したことがある人にはお馴染みのペア体操も取り入れて,西もも@は大学生と組む。ふたりとも岡山県人という共通項から話がスタートしたが,次第に最大公約数的な話になると,意外な繋がりも出てくる。ここらが大集団でなくペアのいいところ。山西先生がよくいう,「参加者と言葉を交わそう」ということの意義だ。

いつもの知り合いと話す楽しさもあるが,僕はこういう時間も好きだ。

参加者同士も初対面という感じはせず,見える景色,砂の感触について言葉を交わす。

「さあ,行きましょうか」

ランニングチームはゆっくりと走り出す。

元気な西村さんの「うわぁ~気持ちいい!」の声を筆頭に,それぞれが笑顔で砂の感触を言葉にする。

西もも@は「うはぁ!」「うぉ!」ばかりで品がない。(笑)だって言葉にならないんだもん。

「砂」といっても,場所によって全て表情が違う。

暖かい,冷たい,さらさら,ザラザラ,コンクリみたい,深さも違う。一歩一歩ほとんど違う。その感触を楽しみながら,みんなでゆっくり走る。

夏場はもちろん海水浴で鳥取県は訪れるし,時折瀬戸内の海岸を歩くことはあるが,「丘」を本気で走ったのは初めて。

傾斜が前後左右に変化するので,バランスを取るのが面白い。誰かがサンドスキーの話をした時,ふっと閃いた。そう,下りはアルペンスキーとおんなじなんだ。

少し走ると,それぞれの走り方に変化が出てくる。

大先輩,うるとらももさんは集団から離れてあっちやこっちにひとりでどんどん走って行く。西村さんは右に左にくねくね,笑顔でキャッキャと走っている。山西先生は砂丘の解説をずっとしてくださる。西もも@は坂を見つけると登ってみたり,崖っぽくなっている所にあえて行く。関先生は,教育にどう活かそうかと常に考えながら。僕の場合,スキーでよく滑るような斜面が好きみたいだ。

気が付くと,みんな砂丘走で個性発揮しているのが面白い。

窪みがあればみんなでプチ探検してみたりしながら,蛇行運転でどんどん観光客の多い部分へ向かう。

ふと見ると,草を抜いている男性がいる。みんなで近づいていくと,数名の男性が根を抜いている。話を聞いてみると,砂丘保全のために草(根)を抜いているのだとか。抜かないと根が砂を固めてしまい,山が出来てしまうそうだ。観光資源として守るために,砂を入れたりはしているかもと思っていたが,こういった地道な保全(砂丘で気が遠くなるような「草取り」ですよ!)を日々続けているから,観光地として砂丘が機能するのだ。こんど砂丘に行ったら,少しこういったことを意識して駱駝を楽しんで欲しいと思う。関先生が仰るには,学生連れてきて抜くこともあるらしい。

余談だが,参加者数名で白い根っこを食べてみた。最初はちょっと太いモヤシの味。少し時間差で苦味が出てくる。野草料理でもよくあることなので,もしかしたらかき揚げにしたら名物に出来るかも。(資源埋蔵量は膨大だし)

だんだん観光客が増える方向に向かい,次はメインの「馬の背」に挑む。

スキーする人なら斜度ってものは案外見た目ほどないって知ってはいるだろうが,それでも実際目の前にすると壁みたい。手前の「オアシス」部分の水の冷たさを楽しんでから,山西先生を先頭にしてみんなでキャッキャと登る。

とてもじゃないが,走れたものではない。息は上がるし太ももはガチガチになってきて言うことをきかない。やはり要領があるらしく,山西先生は笑顔でスッスと登っていく。とても70歳とは思えない。

大勢の観光客が見るなか,みんなで大声出してはしゃぎながら頂上で一休み。久しぶりに訪れたがやはり絶景である。遠方から来た参加者は「海水浴」の話をするが,地元の事情が分かる人はここでは泳がない。波は高いし海岸はすぐに深く落ち込んでいるからだ。

パラグライダーを楽しむ人をしばらく見ていたら,ももさんは先にひとりで海岸に行っちゃった・・・・・。

他のメンバーはビーチコーミングしたり,波打ち際を楽しんでいるのだが,どうやらももさんは,某有名映画の砂浜を走るワンシーンの登場人物になりきっているらしい。(あれですよ,あれ!「炎の~」)

馬の背からの帰りみち,とある大きな丘から西もも@は走って降りてみた。スキーみたいにターンしながら降りたのだが,ここでも自分の嗜好が出る。ミドル~ショートターンになってしまうのだ。もう一人降りてきたのは,ももさんだった気がするのだが,キレイなロングターン。ここでも性格が出る。

一緒に参加した犬も降りてきた。「犬と勝負!」の掛け声があがり,西もも@はよーいドン!で今度は競争して登る。

これがまた・・・・・犬には勝てないのです。

2人(ひとりと一匹)ともゼイゼイ云うものの,70歳の老犬の勝ちでした!犬のほうが強いことが実証されました。(笑)

散歩組とも合流して,スタート地点で楽しく体操して終了。そばの砂丘で,トレーニングしている陸上競技系の男子(おそらく中学生か高校生)がいて,何度もダッシュをしていた。面白いのは,その近くにいた,遊びで来ていた女児の駆けっこフォームの方が綺麗だったこと。普段から走っているからなのか,子どもだからの自然体がなせる技なのかは不明。年齢が上がればあがるほど,砂に自分を合わせることができなくなるのかもしれないですね。

天気もよくてポカポカだし,本当に楽しかったなぁ。裸足の足がのめり込む感じ,表面の暖かさとその下の湿気と冷たさ。また行ってみようっと。

サイクリングターミナルに戻って,みんなで楽しく話しながらお寿司の昼食。参加者皆さんの予定もあるので13時頃には解散。

片付けながら,今回いちばん印象的だった,京都?から来られた自分の父親とほぼ同年齢の女性に「お話聞かせて頂けてよかったです。いろいろ思うところありました」とご挨拶。

穏やかな笑顔で「また,会いましょうね」と別れる。きっと今日も歩いておられるのでしょう,気持ちは明日へ向けて走りながら。

やっぱり「走り続けている人には何か理由がある」のです。

帰路,アクセルを踏む足裏にはずっとあの砂の感覚が残っていました。

家に帰って布団に入るときも,これを書いている今も,「足裏の記憶」としてじんわり蘇ってきます。

時々やってみる芝生走のチクチクした感覚とはまた違い,包み込むような優しい感覚は独特。

余談ですが当日,ももさんと「ブラインドランナーの合宿にどうだろうか」と話が弾んだ。

西もも@は目をつむって走ってみましたが。障害物が全くないので怖くないし転んでも痛くない。伴走ロープなくても,声や音がする方向に向かってもらえたらいいので面白いのではないか,と。(熊鈴伴走という案も・・・・)もちろん近くにはロードもありますし。

サイクリングターミナルの宿泊も安くてカニが旨い(らしい)。

鳥取市サイクリングターミナル砂丘の家
http://www.city.tottori.lg.jp/www/contents/1198114185831/

西もも@,山西先生に薦められて「友の会」入っちゃいました。
http://runworld.web.fc2.com/index.html

いわゆる「ランニングクラブ」とは対極の集団だなぁ。

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コメント

>ロズさん

障害物何もないからね。
転んでも痛くないし,視覚はなくても足裏からの
感覚だけで十分楽しめると思う。

ブラインドランナーさんが伴走ロープ無しで自由に走る!!
想像しただけでゾクゾクしますねぇ。
心の底から楽しめる運動になりそうです!

はい、そういう方と
ぜひとも!!

鳥取の近藤さんのご主人は、われらがOBで空手部。50代半ばまではサブスリーでしたが、今は65歳、まだまだマスターズで活躍中。地元なので一緒に走りましょう。

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