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2015年9月27日 (日)

宿題ばかりのリタイア

Dsc_1190

経験不足です。

A6太郎坊でリタイアを宣言しました。

どうやら完走率40%前後,完走したランナーは本物のトレイルランナーです。

これから敗者の戯れ言を書きますので,気をつけて読んで下さい。気分を悪くしたくない方はクリックしないで下さい。

9月27日に頭に浮かんだことを,帰りの道中でイッパイやりながら綴ったものをベースに帰宅後追記してますので,脈絡ない散文が続きます。メモの連続ですので文章ではありません。

今の環境で出来ることはやって参戦しましたので後悔はありませんが,結局その程度の努力や犠牲では今回のような条件では私には歯がたたないということです。

公式サイトの自分のログデータを見ると,どう考えても飛ばし過ぎ。自分としては1000番前後のつもりで走ってましたが,実はもっと先行していて,とんでもなく無理なペースだったことが判明。

馬鹿ですね。


頭を整理しながら新幹線でこのブログを書いていますが,今はまだ、無念、感謝、満足、劣等感、喜び、複雑な感情が交錯しています。

でも,私の中で何かが大きく変わり,価値基準が大きく変わった数日間であったことには変わりはありません。

ネットでご存知の方もいるでしょうが、天候は一晩目に雨が降り続き,寒がりの私にとっては悪条件のなか、慣れない夜間の雨と滑るしかないコースでペース配分を間違い、体力を激しく消耗し、太郎坊で気持ちが切れました。

あのコースコンディションのなかを完走されたランナーの方々に、同じスポーツを楽しむ者として、最高の敬意をはらい、尊敬します。

同じ宿の宿泊者で、二晩かけて寝ずに帰ってこられた女性の笑顔を見て、自分の心の弱さに情けなくなりました。

でもでも、今後の自分のために今日のメモを残します。

失敗の原因

自分のトレイル対応力の認識不足

関門時間と足和田渋滞を気にするランナーのスタートの波に呑まれ、当初計画より先行してしまった。

自分の順位が分からないまま走ってしまった。

走れる所は…と思い,調子に乗って走ってしまった。(私は歩くべきだった)

エイドで休み過ぎると寒くなる。

夜間行動は問題なく、楽しいくらいだったが、追いついてくるランナーに気を遣いすぎたり、ルートガイドがわりに集団に付いてしまった。(そのためもあり一度ロスト)

胃腸は元気で、エイドの補給でしっかり詰め込んだ。それで私には充分。心折れかけた太郎坊への登りでジェル1本、リタイアバスでシリアルバー1本。(夜間はエイド提供のパンなどをジップロックに詰め込んだ)

どこにどう足を置き、何を掴めばいいのか分からない泥坂(あれは登山道?)を経験できた。

西日本では恐らく経験出来ない樹海や、火山由来の路面を走る経験ができた。

雨の長時間夜間行動

関東のランナーにとってはお祭り、情報量が多くよくコースをよく知っていて,試走を重ねている。

自分の心の弱さのコントロールが大切、でも体調、天候、装備も考えての撤退判断には悔いなし

スタート後の渋滞はトレラン大会のお約束なんで仕方ない。運営の立派さを考えたら、あのエントリー費は仕方ないかも知れない。あれだけのコース整備をして、あれだけの場所にエイドを開設して、リタイア者を河口湖に運んでくれるのだから。

関東のランナーは、会話からするとあまりリタイアに抵抗がない感じがする。年配のトレイルランナーも多く、「ではまた次はハセツネで」てな感じ。スポーツとして根付いている感じがする。

次回があるかどうかは未定だが、自分の課題点。

汗対策は私の永遠の課題点。でも、何を着て走るかよりは、停止時間にどうするか。

問題は走力ではなく体力。それも登山の。

経験者の話は、全てが参考になるわけではない。コンディションが悪いほど自分の経験値がものを言う。やはり100k超のトレイルラン,特にロードの割合が低いものを何度も経験しないと。

ここからは私のランニング歴から書くので、本気で取り組んでいたり,上位に入るような方は怒らないで読んで頂きたい。

今まで自分の中では、過去の村岡ダブルフル100の参加にはそれなりの意義を感じ、成果に喜びを感じてきた。

でも今は正直,ブログに今まで自分が書いた事が恥ずかしくて仕方ない。あの程度のことで何を調子に乗って書いていたのか,自分が愚かに思えてくる。(書いた時には正直そう思ったので消さないが)

下手したら死にかけた…の状態からからここまでもう一度持ち込んだ自分は褒めたいが、所詮失敗した「こちら側の」人間。「あちら側」への道は遥か遠い。「あちら側」のランナーには,ただただ同じスポーツをする人間として敬意を払う。

スポーツとしては精神的にも肉体的にも、これ程までの苦痛と不安と葛藤を経験したことはない。私の人生経験を豊かにしてくれたのは間違いない。参加してみようか迷っている人がいたら遠慮なく勧めるが、どんな条件でもゴールしたいなら、迷惑かけたり犠牲にする事はかなりあり、家庭がある人は家族の理解が必要。

失敗はしたが、今回の挑戦を許してくれ、そして協力してくれた家族と親族、応援してくれた方々に感謝の気持ちで一杯です。

この性格の西もも@ですから、これからも形をかえていろいろなランニングライフを楽しむつもりです。

矢沢永吉がいう、「やっちゃう」人にはなれたが,「アチラがわ」には行けなかった。

書いているうちに,年寄りなんで今ごろ体が痛くなってきた。

最後に

ウルトラトレイルは走力ではない

ロードランニングの走力なんて,完走要素の一部分

重要なのは体力と登山力と適応力という経験値

もっともっと大切なのは,心。

私にはまだウルトラトレイル完走の資格はない。

でも

でも

レース後の様々なデータをウェブ上で見るにつけ

「西もも@,よくA6まで行ったな」

少しだけ自分を褒めておこう。

でも

でも

欲しかったな,これ。

Dsc_1189

kakuさん,あんたと同じ「見ちゃいけない世界」を見ちゃったよ。

ちくしょう。


----------------------------------

最後に

笑顔で見送ってくれた家族と

レースの間病気せず元気でいてくれた実家の親族に

感謝。

この2つがないと出来ないことですよ。

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コメント

>むーさん

そうです,あの二人と貝畑さんはトンデモな人達です
近寄ってはいけません。

まあ,そもそも100km超トレイルが初めてのくせに
UTMFに出たりして,おまけにアホみたいに飛ばしてしまった
自分がアホアホです。

これからは身の丈でトレランしますってば。

お疲れ様でした。  日本最高峰のトレールレースは、高い巓なんですね。  西ももさんなら、完走されると思ってました。  当日の天候、気象条件が大きく左右するトレイルレースの厳しさを感じました。

その中で完走した、堀米ちゃんと、aboちゃんは本当に強いランナーなんですね。  今度お会いしたら、爪の垢もらいます。(笑)

私は、長いレースは、経験値がすごく大きいと思います。  今回のことは必ず、反映されます。  本当に お疲れ様でした。

>わし&momo さん

そうですそうです
今から考えると,スタート後は完走だけが目的でなくなった気がします。

周囲の外国人や参加者を見るうち,言葉を交わすうちに
欲が出たのがイカンかったのですね。

晴れていたらどうだっかかは憶測の域ですし,全ては経験不足ですね。

ももさんが単なる酒好きの葡萄農家の,何故か奥さん美人のヒゲのおじさんでないことが,身を持って実感できましたよ。(笑)

>まさちゃん

温かい言葉ありがとう。
胸に染み込みます。

ゴールの先がアチラなんではなく
自分の心の中での川がひとつあるんです。

でも今回は,渡らずに引き返したら
そこには声をかけてくださったみなさんの笑顔がありました。

後悔はしてないですが,自然に跳ね返されたって感じです。

ただ今方向転換中,そして今日から再起動してますよ。

また遊んでくださいね。

>清宮 さん

出てたんですね,リストちゃんと見ていればよかった。
んでもって,付いて行けばよかった。(笑)

連続して完走おめでとうございます。
あのコンディションでよくぞ完走されました。
尊敬しますよ!

身の程知らずの西もも@は,かなり下位だと思いこんで
どうやらかなり爆走してしまったようです・・・・。

歩けばよかったんです,歩けば。

残念ながら,「次回」はかなり可能性が低くなっています。
方向性を考え中。

>ローズ

そう,積んだよ。
タイミングが超悪いけどね。

気にかけてくれてありがとうございました。
雨の中深夜,どれだけ支えになったことか。

今後ともご贔屓に。

小島くんがはじめてスパルタスロンに参加したときのことを思いだした。優勝候補にもあがってたのに、中盤リタイヤ。
全ては、経験ではないかな、いい意味でも悪い意味でも。
自分の描いた予定を大きくずれたとき、モチベーションを維持するのは難しい。ただ完走だけを目標とするのとは違うから。

スタートできなかったので、もっと凹む

お疲れさまでした。

生活環境が皆さん違うので自慢のラン友です。
毎日朝早くから深夜まで家事と仕事をし、少ない時間を利用しての練習、大きな怪我からの回復でコンディション作りは簡単ではなかったはずです。

「やっちゃう」人にはなれたが,「アチラがわ」には行けなかった。
フィニッシュラインだけが「アチラがわ」ですかね?
家族や友人との絆、体力アップ、重ねた知識などある意味行けたのではないかな。

今思ったことを素直に書いただけです。

西ももさん、ご無沙汰しています。

私は足の裏に激しい水ぶくれができてしまい、何度か救護にお世話になったのですが、須走のエイドで痛み止めを足の裏に塗ってもらったドクターに「あきらめなければ(この程度の水ぶくれなら)絶対走り切れる」と笑顔で言われてああやっぱりリタイアしたらだめなんだと逆に諦めて走ってきました。

リタイアに対する西ももさんの考えには全く同感です。
リタイアしてひょうひょうとしていられる人とは友達にはなれないです。
ぜひ次回は完走されますように!

経験値を積んで、ドラマを積み重ねたって事ですよ。
悔しい気持ちも立派なモチベーションです。
お疲れ様でした!

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