「ランニングの世界」 20号
創刊10周年記念で,執筆陣もかなり筆に力が入っている。
それぞれの筆者が,自分の10年を振り返っている。
それぞれの方のランニングヒストリーが浮かび上がっている。
西もも@個人的には,最勝寺さんと鍋倉教授の記事にいろいろ考えさせられた。
この雑誌は「なぜ走るのか」を常に読者に問いかけるので,グサッと心に刺さることも多い。
自分自身,事故に遭ってからかなり内省的にランニングをするようになった。
でも,元来チューニング好き,部活好きの性格なので,いつまでたっても時計に縛られたランニングを続けている。
「世界」の執筆者は,そういう時期を越えて次の世界に入り込んだ方が多いので,「モノ」や「数字」の支配するランニングの世界を冷静に俯瞰しながら,自分流の次のランニングの世界を追い求めておられる。
一度は死にかけたくせして,西もも@はその超越した世界までまだ到達していない。
(優先順位,はかなり変わったけれども)
もう少し,俗な「モノ・カネ・数字」のランニングの世界をあえて楽しんで,「何やってるんだ,俺は」と自問自答しながら取り組んでみたいと最近思っている。
そのうち,疲れたらペースを落とすさ。
今のところは「ひとり駅伝部」を楽しもう。
コーチも部長も選手も兼任だけれども,それもまた楽しい。
気の向くままひとりで
朝の冷えた空気を楽しみながら汗をかき
時には野山を駆けてみたり
時には荷物を背負ってマラニック。
俗な「数字のランニング」とのコントラストがあるからこそ,マラニックが際立つのですよね。
21号も頂いたので,じっくり読もう。
週末は山西先生に久しぶりに会えるのが楽しみ。
今度はどんな言葉をいただけるだろうか。
誰とつながるだろうか?
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