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2019年1月 8日 (火)

死に山     ドニー・アイカー 著(河出書房)

Siniyama

世界一不気味な遭難事故《ディアトロフ峠事件》の真相

http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309207445/

https://goo.gl/images/me4stw


これも年末年始に読了したなかでもかなり面白かった。

Google ブックスの帯紹介をそのまま転載。

一九五九年、冷戦下のソ連・ウラル山脈で起きた遭難事故。登山チーム九名はテントから一キロ半ほども離れた場所で、この世のものとは思えない凄惨な死に様で発見された。氷点下の中で衣服をろくに着けておらず、全員が靴を履いていない。三人は頭蓋骨折などの重傷、女性メンバーの一人は舌を喪失。遺体の着衣からは異常な濃度の放射線が検出された。最終報告書は「未知の不可抗力によって死亡」と語るのみ―。地元住民に「死に山」と名づけられ、事件から五〇年を経てもなおインターネットを席巻、われわれを翻弄しつづけるこの事件に、アメリカ人ドキュメンタリー映画作家が挑む。彼が到達した驚くべき結末とは...!

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ネタバレを気にしながら少しだけ。(笑)

1959年当時のロシアの捜査方法や技術,知識では全く原因の見えない不可思議事件の真相を,米国ドキュメンタリー作家が時間をかけて挑む。

データを集め,犠牲者一人ひとりの過去と向き合い,現地に何度も入り,事故現場にも脚を運ぶなかで,様々な可能性を1つづつ現代の科学とデータで検証してゆく。


当時の現場資料を現代の視点で精査して,捜索捜査に関わった人が持っていいたバイアス(ロシア人でないからニュートラルでいられる部分もある)を排除していくと,考えられる可能性はかなり狭められる。


最初は放射能とかロシア軍がキーかなと思って読んでいたんですが,そのなかで浮上したものは・・・・・。

それでも,誰かが生き残っていて証言できるわけでもないので,あくまで現在考えられる可能性の1つではある。

それにしても,雪山登山をされる方々はすごい。(アクセス方法も)

1950年代のロシアの大学生登山装備レベルもすごい。(布が基本だし,ゴアなんてないし)

んでもって精神力もすごい。


その彼ら9人が,雪が降る暗黒に着の身着のままでテントから飛び出して戻らず息絶えたのには,余程のことがあったはずなのだが・・・・・。

遭難事件ものドキュメンタリーとしてはかなり面白いです。

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